いつまで無駄な勉強を続けますか？
英語を話せる様になりたい！そんな気持ちはあるけど、何をやればいいのかピンと来ない。Skype英会話にトライしたり、スクールに通ったり、アプリや教材を買ってみたりするものの、どれも長く続かない。結局いつまで経っても話せるようにならない。。。
残念ながら、今の日本にはそういう方がすごく多いんです。これからの時代、英語力が大切なのは明らかですよね。それはわかっていても、情報が多過ぎて選べないまま時間だけが過ぎていく。いざやる気を出して、お金と時間をかけて英会話スクールに行ったり、CDを買ったりしたけど、いくつかフレーズを覚えただけで終わり。それだけの成果では、正直あまり意味がないですよね。
そこで今日は、元シルクドゥソレイユ通訳でもあり「Youは何しに日本へ？」でも通訳経験のある私・岩崎が、「日本人が楽しく英語力を伸ばし、話せる様になるには何をすればいいのか？」についてもっとも重要だと考えるポイントをご紹介します。
僕自身、全く英語の話せない純日本人でしたが、今では英語を不自由なく使えるようになり、高卒フリーターだったにも関わらずシルクドゥソレイユで通訳をさせてもらうまでになれたので、参考にしてみてくださいね。
英語習得に最も重要。でも知られてないこととは・・・
いきなり本題です。実は、英語を話せるようになるために本当に大切なことなのに、英会話スクールやSkypeレッスンなどではあまり教えてくれない、重要なポイントがあります。
それは「英語で書けないことは話せない」ということです。
書けないことは話せない
質問です。
Q. 「これはペンです」 を英語で書くことはできますか？
A. This is a pen. ですね（笑）
では、次の質問。
Q. 「これは昨日、上司が買ってきたペンです」 を英語で書くことはできますか？
・
・
・
「これは昨日、上司が買ってきたペンです」をスラスラと英語で書ける方は、英語でも言えるはずです。ただし、もしあなたがこれを「英語で書く」ことさえできないなら、話すことなど絶対にできません。
話せることは必ず書ける
逆に、今あなたが話せる英語は書けるはずです。「ありがとう」は英語で書くと？ 「毎日忙しいです」は？ 書けるなら話せます。スペルミスは会話では関係ありません。何ならカタカナでも構いません。書けないことは話せないし、話せることは書ける。書くことと話すこと、この2つが実はよく似たスキルなんだと言う事実を、まず最初に知っておいて欲しいんです。
重要ポイント！
英語で「書ける力」と、英語で「話せる力」はよく似たスキルである
「英語で話せる力」はこうやって伸ばす
では、どうやって書くことで話す力を付けていけばいいんでしょうか？ ここからは、具体的に「話す力の付け方」をお伝えしていきます。
書くと話すは、どちらもアウトプット
書くスキルと話すスキルには共通点があります。それはどちらも「アウトプット」ということです。そしてアウトプットする力とは、「頭の中で、英語の文章を作れる力」のことです。
頭の中で作った英文を、手で書くのか、口で言うのか。その違いがあるだけで、「頭の中で英文を作る」というスキルは、書く時も話す時も全く同じです。（実際に、書く時も話す時も、私たちの脳は同じ部分が活動しているそうです）
アウトプットに必要なのはインプット
「アウトプットが重要」とはよく聞きますが、アウトプットするには当然インプットがなければできません。
例えば先ほどの例文の「これは昨日、上司が買ってきたペンです」ですが、これは、
“This is the pen that my boss bought yesterday.”
とか、
“My boss bought a pen yesterday. This is it.”
などとすることができます。これを英語で書けなかった方は、まずこの正しい英文の作り方を知ることが、インプットです。そして次に、自分も同じ様なパターンで英文を作って書くことが、アウトプットになります。
重要ポイント！
インプット＝正しい英文の作り方を知ること
アウトプット＝同じパターンで英文を作ること
実践！元通訳の学習法5ステップ
僕は留学は高校時代に一年だけ、その後日本で英語に全く関係ない生活を10年以上した後に、シルクドゥソレイユの通訳になりました。つまり「日本で生活しながら英語力をアップさせていた」訳です。
そんな僕が実際にやっていた英語トレーニング方法がこれです。わかりやすくするため、5つのステップにわけて紹介しますね。
Step 1. まずはインプット
「これは昨日、上司が買ってきたペンです」は This is the pen that my boss bought yesterday. まずは、これを理解します。なるほどー、で大丈夫です。
Step 2. 単語を入れ替えた文を日本語で作る
次に、単語を入れ替えた文を日本語で作ってみましょう。
「これは昨日、上司が買ってきたペンです」の中から、「上司」を「私の彼女」に、「ペン」を「パン」に入れ替えてみましょう。すると、
↓
「これは昨日、私の彼女が買ってきたパンです」となりますね。
Step 3. 入れ替えた単語を英語にする
入れ替えた単語を英語にして文章にしていきます。辞書を使ってOKですよ。すると、
This is the pen that my boss bought yesterday.
↓
This is the bread that my girlfriend bought yesterday. という英文ができそうですよね？ （もちろん、これで完璧に通じます！）
Step 4. 調子に乗ってどんどん作る
このように、日本語の単語が変わった箇所を同様に英語でも入れ替えれば、ちゃんと通じる文章が作れます。例えば、
「これは去年、母が買ってきた花瓶です」なら、花瓶を辞書で調べて、
This is the vase that my mother bought last year.
という文章が作れますよね。どんどん調子に乗って、どんどん作ってみるのがオススメです。例を3つほど上げてみますね。
1.「これは3年前、夫が買ったカバンです」
This is the bag that my husband bought three years ago.
2.「これは先日、そのYouTuberが買ったカメラです」
This is the camera that the YouTuber bought the other day.
3.「これは明日、私が買う予定のケーキです」
This is the cake that I’m going to buy tomorrow.（未来の be going to の形にアレンジ。できる人はこういうのもやりましょう）
Step 5. ④を音読する
④でできた英文を、「目の前に外国人がいるとイメージして、意味を伝えるつもりで音読」しましょう。ただ字面を追いかけるだけの音読ではなく、イメージしながらやるのがポイント。スラスラ言えるまで読み込みましょう。当スクールでは「50回」がまず目安とお伝えしています。
いかがでしょうか？ただただ英単語を入れ替えているだけなのがわかると思います。とってもシンプルでしょう？ このシンプルなトレーニングが、英会話力を付けるためにとっても大事です！
重要ポイント！5ステップ
①まずインプット
②単語を入れ替えた文を日本語で作る
③入れ替えた単語を英語にする
④何個もどんどん作る
⑤作った英文を音読する
独学だけでは伸びない
このトレーニング自体は簡単にできますが、1つ問題があります。それは自分の作った英文が正しいのか・通じるのか、それが自分だけではわからない、ということ。なので、作った英文は必ず英語ができる人に添削をもらうことが必要です。できれば日本人の感覚がわかるネイティブがいればベスト！言いたいニュアンスも汲み取ってくれながらナチュラルな英語にしてくれる方がいれば、あなたの言葉で、生きた英語・使える英語を学ぶことができます。
いくらやっても上達しない人の共通点
英語を上達させたいなら、この「自分の英語が正しいのかどうか添削をもらう」ことは必須！マストです。でないと何が正解なのかわからないままので、上達できません。ただCDに合わせて聞き流したり、ものまね練習するだけでは、「英文を正しく作る能力」は育たないからです。英語が上達しない人の共通点は「自分の作った英語がちゃんと通じてるのかどうかの確認をしていない」ことです。ここを忘れると、いくら素晴らしい教材をやっても、値段の高いスクールに行っても、英語力は育たないのです。
ポイントのまとめ
1. 英語のフレーズやパターンをインプット
2. 自分も文章を書いてみる
3. ネイティブや英語がわかる人に添削をもらう
この1・2・3を回すことで、「言いたいことを英文で作る力」を育てることができ、その能力は「話せる」という力に直結してきます。「言いたいことが、通じる英語で言えてる！」この感動が、また今日の英語の勉強を楽しくしてくれる、そんな成功のスパイラルへ乗っていくことができます。
コミュニケーションしながら学ぶと効果的
インプットとアウトプットを繰り返し、言いたいことを書けるようにしていくことで、話す力も付いていく。とてもシンプルな法則ですが、このインプットとアウトプットを「同時に」行うことが、最も効率がよく効果的 です。つまり、ネイティブとのコミュニケーションの中で、相手が使った英語からインプットし、そのインプットを自分もアウトプットして、通じるかどうかその都度確認してもらう。これは幼児が親とのコミュニケーションの中で言語を学んでいくのと全く同じプロセスです。
恋人が外国人になったらすぐ上達するワケ
「外国人の恋人ができたら、すぐ英語力がアップした」そんな話をあなたも聞いたことがあると思います。なぜでしょうか？その理由はズバリ、「コミュニケーションしたい！」という気持ちがあるから。たったこれだけで、英語の上達具合は全く変わるんです。僕も実際そうでした！（笑）
「コミュニケーションしたい！」という気持ちが、英語力をアップさせてくれる。これを、ぜひ忘れないようにしてくださいね！
重要ポイント！
「コミュニケーションしたい！」という相手がいる環境を作ることが、楽しく英語力を伸ばす最高の方法
書けない事は話せない。楽しく書くには相手が必要！というコンセプトから生まれた学習方法
いきなり外国人の恋人を作れなくても、コミュニケーションを楽しみながら使える英語力をつけていける、ぴったりの英語勉強法があります。それが「外国人と交換日記」です。
この英語日記のすごいところは、1人で書いているとモチベーションが維持しにくい「書く」学習を、ネイティブの担任講師と二人三脚で進められることです。自分が書く英文を読んで返事をくれる人がいる、たったそれだけでも、あなたの英語力を大きく変化・成長させる原動力になります。
外国人と交換日記がオススメな人はどんなタイプ？
・せっかく学んだ英語を使う場所がないと感じている
・TOEICの点はそこそこ高いのに話せない
・英会話にも通っているが上達している感じがしない
・どんどん英語力が落ちているが英会話スクールは行きたくない
・仕事・家事の合間、休憩時間に少しの時間に効率よく学習したい
・テキストを暗記したものではなく、自分の気持ちを英語にして伝えてみたい
・ネイティブの微妙なニュアンスを知りたい
外国人と交換日記は、上記のような悩みを持っていた方から選ばれていて、現在注目を集めている学習方法です。全てスマホやパソコンでできる上に、Skypeみたいに決まった予約時間にやる必要がないので、文字通り「いつでも・どこでも」コミュニケーションを通じた学習が可能になっています。今なら一週間980円でお試し受講が可能で、最大16,200円が無料になる特典もあります。
「聞き流すだけ！」といったプログラムでは効果がなかった人や、Skype英会話に挫折した方からもとても好評を頂いています。また、毎日新聞や日経ウーマンなどメディアにも注目されはじめているので、情報の早いビジネスパーソン、忙しい主婦や働く女性から支持されています。
「書けないことは話せない」というコンセプトから生まれたこの外国人と交換日記、あなたに合う学習方法かどうか一度試してみてはいかがでしょうか。
追伸
英語が話せると、人生が変わります。僕は本当に変わりました。フリーターでお先真っ暗な状態から、シルクドゥソレイユでの通訳やYouは何しに日本へで通訳をさせてもらえたり、アメリカのセドナへツアーを開催できたり、楽しいことがたくさんできています。
（2018年12月、セドナ&エイブラハムヒックスツアー）
あなたの人生に英語力がプラスされた時、それはとんでもない広がりをもたらしてくれます。ぜひ、英語が話せるようになりたい！というご自身の欲求を、自分で叶えてあげてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
（セドナの朝日）
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