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NEW代表 岩崎達矢インタビュー
(インタビュアー 京牟礼美奈さん・写真左)

人と「感謝」のやり取りがしたい。その想いで英語スクールを始めました。

(京) 岩崎さんは、どのような環境で育って英語に出会ったんですか?

(岩) 14歳の時、洋楽に出会って、音楽の世界でプロになりたいと思ったのがきっかけです。中学生で既に「俺はもう音楽で生きていくぞ!」と決めてました(笑)。

洋楽って英語じゃないですか。何言ってるかわからないのに、とにかくカッコいい。そこから英語に憧れと興味を持つようになって、高校2年生の時に1年間留学させてもらいました。

留学して最初の頃は、もう全く英語が喋れなくて。ベタに「マクドナルド」も通じない(笑)どんなにがんばって発音良く言っても(笑)。

でも3ヶ月くらいで少しずつわかるようになってきて、1年間で基礎を積めた感じですね。

(京) なるほど(笑)。帰国した後はどんな感じだったんですか?

(岩) 大阪でたこ焼き屋のアルバイトをしながらミュージシャンを目指していました。英語で曲を作ったり、バンド仲間の外国人の友達がいたので、多くはないですが日常的に英語は使ってました。


(たこ焼きバイト時代。意味不明w)

(京) どういう経緯で英会話スクールを開くに至ったんですか?

(岩) スクールを開いたのは35歳の時なんですが、29歳までミュージシャン活動をしてました。でも全く売れずにバンドも解散。大きな挫折でした。お先真っ暗で「これから人生どうしよう」って、酒ばっかり飲んでました(笑)

そんな時、たまたまご縁があって、シルクドソレイユの通訳の仕事に出会いました。まさか、そんな凄いチャンスが自分に来るとは、人生不思議ですよね。日本公演の期間だけでしたが、シルクのメンバーのプロ意識・基準の高さ、そういうものを間近で見れたことは今でも宝ですし、初めての英語を使った仕事は、難しいこともあっても、とても楽しかったですね。本当に貴重な、素晴らしい経験になりました。

(シルクドソレイユ最終日の集合写真。後ろの方にいます笑)

その後もご縁で、アメリカの音楽関連のITベンチャーで5年くらい働くことになったんです。しかもそこの会社、社員全員ハーバード大学卒という謎の会社で(笑)。

どんどん思わぬ方向に行きましたが、英語ができたおかげで、面白い仕事をさせてもらっていました。

(京) 35歳までは、英語を使うお仕事をされていたと。

はい、そうです。ところが2011年、東日本大震災があって、改めて命について考えさせられたんです。

「俺の人生このままでいいのか?」ってちゃんと考えてみたら、「全然よくない!このままだと何か違う!!」って激しく気が付いてしまいました。

じゃぁ自分は何がしたいか?って考えた時に、とにかく「人と感謝のやり取りがしたい」と
その時は在宅での仕事だったので、毎日パソコンと会話してるような感覚で(笑)「今日会話したのは、コンビニの店員さんだけだ」みたいな(笑)

もっと人と触れ合いたいし、もっと感謝の気持ちを共有したい。それを叶えようと思ったら、できそうなことは英語しかない。だから、英語で何かやってみようという流れになっていきました。

英語力をつけて、どんな人生を生きたいのか?が一番大事

(京)英語を勉強している人って多いですが、なかなか上達しないとか、モチベーションが続かなかったりするじゃないですか。でも、岩崎さんのスクールでは、皆さん楽しく意欲的に英語を勉強して、しっかり身につけている印象があります。

(岩)受講生との関わりの中で、一番大事にしているのが「マインド・考え方」です。

そもそも、英語を勉強することが目的じゃないはず。「英語を通して自分の人生どうしていきたいのか?」が、皆さんの英語をやる目的なはずなんです。そこが少しでも明確になることが、英語上達にすごく大切だと考えています。
単に英語を教えるのは僕は興味がなくて、その人がなりたい自分になっていくのをサポートする、というスタンスです。なので特にマンツーマンのレッスンでは、受講生さんにはしっかりヒアリングします。

英語を身につける目的が明確になることで、自然に継続体質になっていくし、そうなれば成果が全然違ってきますからね。

モチベーションは下がるもの

(京)なるほど。ただ、目的が明確になるだけでは、継続する力は付かないのではないですか?

(岩)その通りです。だから、どうしたら毎日でも英語に触れられるか?が次に大切です。英語って少しずつでも毎日やらないと身に付かない。だから、週1回の英会話スクールとかやりたくなくて(笑)そこの仕組み作りは試行錯誤しましたね。

起業初期の失敗談ですが、10人ぐらいの方にカフェレッスンとかマンツーマンでやってみたんです。

それが好評で、受講してくれた人も「これから頑張ってやります!」みたいに意欲的だったんですね。ところが、一か月後もすると、全然みんな英語勉強してないんですよ(笑)。それが10人に連絡して、なんと10人ともやってなかったんです。継続率0%です。。。

最初はモチベーション上がっても、放っておいたら絶対に下がるんだなと痛感しましたね。


(京)一回上がったモチベーションを、そのまま保てるように毎日サポートできる工夫が必要!と思ったんですね。

はい。かといって毎日対面でレッスンするのは難しいし…と思っていた時に、前職ではオンラインで、アメリカの社員達とコミュニケーションを取りながら仕事をしていたことを思い出して。

そのアイデアを参考に「オンライン英会話」という形で行えば、毎日英語に触れることが出来て、成果がでるんじゃないか?と思ったんです。

そこで、まずオンラインのマンツーマン3か月コースを作ったんです。3か月ほぼ毎日、オンラインで僕と繋がって、目的に向けて英語やりましょうという感じで。まずはモニターさんに受けて頂きました。

その方は、過去にカナダで1年間のワーホリ経験があったものの、日本に帰ってきて英語力が落ちたし、ちゃんと学んで英語力をアップしたいという気持ちで受けてくれました。

その方が3ヵ月レッスン終了後に、

「カナダに住んでた1年間より、この3か月の方が英語力が伸びました!」って言ってくれて。

そこで、「最初に上がったモチベーションを持続させるサポートをちゃんとやれば、やっぱりちゃんと英語力が身に付く」って確信しました。本当に嬉しかった瞬間でしたね。

オンラインという形であっても、日々のサポートができれば、どんなに忙しい人でも無理なく英語力を伸ばせる、ということもわかりました。

興味のないことやってもしょうがない

(京)お話を聞いていると、「英会話のNEW」はいかにしてモチベーションを保ちながら英語力を身につけてもらうか、という工夫を凄くされてますね。

他にも工夫されている所はありますか?

(岩)「オーダーメイドテキスト」というものがあります。

普通のスクールでよくあるのが、まず英語力をチェックして、例えば受講生の英語力は10段階のうちのレベル2だから、レベル2に合わせたテキストを渡して勉強してもらう、という流れ。

そこで僕が思うのは、「そもそもそのテキスト、興味ある?」ってこと(笑)。「昨日はオフィスで、ジョーが○○した」とか、、、興味ないじゃんっていう(笑)。

オーダーメイドテキストは、「自分が言いたいこと、話したいこと、英語にしたい文章」をまず受講生の人に日本語で書いてもらって、それを英文に訳して、その英文を勉強したり練習して身につける、というもの。

自分が使ってみたい英文だから、興味のあることから勉強した方が早く上達するんですよね。

法人様でも、「自社紹介」「自社商品の説明」などをオーダーメイドテキストにすれば、社員様の間で共通して使える、意味のあるテキストになります。以前アプリ開発会社様のオーダーメイドテキストを作成して研修したこともありますが、海外での展示会を前に必要な英語力を身につけるためのツールとして、大変喜んで頂けました。

「繋がりたい」気持ちこそが英語習得の秘訣

もう一つは「外国人と交換日記」ですね。これ、生まれた経緯はある受講生の方の経験がきっかけです。

その方、留学したことないけれどTOEICが980点。様々な英会話スクールに行ったり、色んな学習法を10年間くらいされてきた方なのですが、ある日「一番英語力が伸びた勉強法は何でしたか?」って聞いてみたんです。

彼女の答えは、「まだあまり英語が話せない時、外国人の友達ができて。その友達からメールのやりとりを、苦労しながらやっていた期間が一番英語力が凄く伸びました」と。

それを聞いた時、「おお!やっぱりそうだ!」って、なんかすごい光が差したんです(笑)。

これってRelationship=人との繋がりだなと。「この人と関係性を作りたい!」という、リレーションシップを築いていきたいという気持ちがあることが原動力になるし、そういう対象がいることで、英語力がもれなく伸びるってことを痛感したんです。

例えば「洋楽が好きだから歌詞の意味を知りたい」でもいいんですよ。僕がそうだったし。要するに「英語を理解したい!」と強く思う要素が必要だと思いましたね。

じゃその要素を英語スクールに盛り込むためにはどうしたらいいだろう?って考えて、「外国人講師との交換日記」が生まれたんです。

 

(京)私も交換日記プログラム受講生ですが、すごい楽しいし、英語の勉強というよりはコミュニケーションを英語でする感覚、英語が使えてる感覚があるなーって。

そうなんです。先に実践 → あとで勉強、としないと、面白くないし英語が嫌いになる(笑)。

交換日記は、書いた英文に講師から添削が入るので、最初の方は添削だらけでも数ヶ月すれば添削が減ったり、会話で実際に使えることが増えていきます。その辺が受講生さんには成長を感じられて、嬉しい要素になっています。

受講生からの報告が、一番うれしい!

(京)岩崎さんが、このお仕事をしていて一番うれしい瞬間って何ですか?

(岩)一番は、受講生さんからの実践報告ですね。「英語で道案内が出来ました」とかよく連絡もらいます。

一番びっくりしたのが、「国際結婚がしたいので、英語を勉強したい」って言って受講された方がいたんです(笑)。「将来、外国人と絶対結婚したいんです」って言ってて。

過去に外国人の方と付き合ったことがあるらしいんですけど、どうしても自分の英語力では深いコミュニケーションが出来なかったみたいなんですね。

レッスンから1-2年後、その方、本当に国際結婚したんですよ!さすがにびっくりしましたね(笑)

(京)えーっすごい!(笑)夢が叶ったんですね!

(岩)本当にすごいと思いました。でも、そこまで強い気持ちがなくて「何となく英語勉強したいな~」っていう事でも全然いいと思います。
多くの受講生さんは「特に大きな目標はないけど、1回きりの人生、英語を一度しっかりやってみたい!」という感じです。

「家族で海外旅行に行って、家族からビビられるくらい喋れました」とか。
「外国人アーティストのライブに来てるのですが、MCとかも全部英語が聞き取れます!」っていう報告もらったりすると、本当に嬉しいですね。

 

(京)なるほど。「本気です!」みたいな人じゃなくても、純粋に「英語が話せるようになりたい」っていう気持ちがあれば楽しくできますもんね!

(岩)そうそう。

もう「努力!根性!」みたいなのがなく力が抜けた方が逆に身に付くかなって。
楽しむ為に英語をやると思ってるし、楽しいことって、何時間もやっちゃうでしょ?
ゲームみたいに、「ただただ楽しいからやる」っていう感覚ですよね。

 


インタビュアー 京牟礼美奈さんは、「五感セラピーサロンminatuki」を運営されています。
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