皆さんこんにちは!
英会話のNEW岩崎です。

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「英語の勉強は学校でしてきたのに、なんでこんなに話せないんじゃ!?」
「英語の勉強じゃなくて、英会話の勉強って何すればいいの?」
「英語の勉強してるけど、これで英会話が上達するとはサッパリ思えない・・・」

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そんな風に考えてるそこのアナタ!
ようこそこのブログへいらっしゃいました^^

ご存知の通り、日本人の英語力は未だに世界的に「最低レベル」のままです。
今日は今まで4年半マンツーマンレッスンをしてきた経験から「英会話」の上達のための大切な思考法と学習法をお伝えします。

英会話上達のための思考法

「英語の勉強」を一回捨てる

僕はいつも最初に「英会話を上達させたいなら、英語を勉強する、という考え方を一回捨てましょう」と言います。こういうと、「ヘイヘイ、オッサン何意味わからんこと言ってんの?」という眼差しで見られます(笑)
ですが、とにかくまず一回、「勉強」という概念を捨てるのが、多くの人にとって必要なケースが多いのです。(捨てなくてもいい人もいます)

なぜか? それは僕ら日本人にとって「英語の勉強」=「学校でのテストのための勉強」のことだから。
思い返してください。僕らは中学高校の6年間、「英語の勉強」をしてきました。テストでいい点数を取ることが目的の勉強です。この期間、どれほど英語の勉強をしてきたか、ご存知ですか? もちろん学校や地域によって差がありますが、6年間で600 – 900時間もの時間を、学校で、英語の勉強に費やしているそうです。

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その結果、英語が話せるようになった!ならいいんですが・・・残念ながら、学校の英語の勉強だけで、英語が話せるようになった!という人には会ったことがありません。

つまり、「学校の英語の勉強だけで、英会話ができるようにならない」という事です。
これは、決して日本の学校の英語の勉強を否定している訳ではないです。メリットもあると思います。しかし、良い・悪いは置いといて、「学校でやったような、テストの点数があがるような勉強方法だけでは、いくらやっても話せるようにはならない」という事を、明確に理解することが大事です。

(余談)
僕は、高校2年生の夏にアメリカに留学しましたが、それまで学校での英語の成績は良かったし、英語の塾にも行ってました。「俺ってまあまあ英語できるじゃん」と思って調子に乗って留学しました(爆)
そして、初日から「ま・・・全くわからん!」という洗礼を受けたのです。

 

水泳に例えるとわかりやすい

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よく英語はスポーツに例えられますが、例えば6年間、600-900時間もの時間をかけて、「泳ぎ方の勉強」をしたとして、実際に海に出たら泳げると思いますか?
泳げないまま海に出たら溺れます。苦しい思いをしてしまって、泳ぐのが嫌いになっちゃいます。
英語はこれに非常に近い、いやもうほぼ全く同じと言っていいかと思います。

もう泳げるようにならない方法はやめて、「実際に話せるようになるために、英会話のために、必要なトレーニング」を、一緒に進めていきましょう!

 

英会話上達のための学習法

では実際に英会話ができるようになるための勉強法・学習法を見ていきましょう。
まず超重要ポイントとして、英会話の勉強自体を3つのパートに分けます。

①個人練習
②練習試合
③本番

の3つです。 ね?スポーツと同じでしょ(笑)

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そして、それぞれのパートでやるべきことが以下になります。

個人練習
①英語の「音」を知りリスニングを鍛える ー 「フォニックス発音」など
②英語の表現を学び使って「自作文」を作り倒す ー 「単語入れ替え」
③鉄板を作る ー 自分の話したいことを英語で話す

練習試合
①Skype英会話などを使って、外国人に伝える
②対面の英会話レッスンや、日本語が通じる外国人で個人練習の成果を試す

本番
①外国人と実際に話す

このように①個人練習 ②練習試合 ③本番 とステップに分けて考えることで、自分が今何をやっているのか?が明確になり、学習効率がアップします。

では、それぞれのパートでの具体的なトレーニング方法を見ていきましょう。

 

個人練習

①英語の「音」を知りリスニングを鍛える ー 「フォニックス発音」など

ズバリ言いますが、リスニング力をアップさせるために必要なのは、聞き流すことではありません。「発音」のトレーニングです。
発音の上達法については、こちらのブログを参照にしてください。

参照:これで通じる!5分でできる英語発音のトレーニング方法

 

②英語の表現を学び使って「自作文」を作り倒す

「文法の勉強」をしたがる人がいます。もちろんやってもらっていいのですが、それを「使える」ようにするには、この「自作する」ということが必須になります。

例えば、「後で彼に電話をかけ直させます」を英語で言うと、
I’ll have him call you back later.
となります。これを「英会話で使える」レベルにしていくには、以下の手順が大切になります。

これは使役構文と呼ばれ、haveなど「使役動詞」を使った構文。目的語の後に動詞の原型(動詞2)を取ることで目的語が動詞2の主語となり・・・
的な解説が好きなタイプの人は、解説もぜひ覚えてください。好きじゃない人はその辺に捨てといてください。ちなみに僕は一旦捨てて、使いこなせるようになってから拾いに行くタイプです。

一旦パターンを理解したら、この文章の「単語入れ替え」を行いましょう。
「単語入れ替えでの自作文の作り方」について、動画解説はこちら。

このやり方でやると、例えば
I’ll have him call you back later.
の単語入れ替えをすると、こういう文章が作れます。

You’ll have him call me back later.
He’ll have her call you back later.
Nina will have him call you back later.

(このレベルの単語入れ替えが作れない方は、作れるように指導してもらわないと、英語が話せる道は険しいと考えてくださいね)

こうやって、一つの構文につき最低10個くらい、スラッと単語入れ替えができるようになるまで文を作りまくります。

この時の最大のポイントは、「単語入れ替えがされた文章を、映像的にイメージできてるかどうか」です。これができてなければ、いくら音読しても効果は薄いです。

つまり、
I’ll have him call you back later.
の時と、
Nina will have him call you back later.
の時で、頭の中にちゃんとそれぞれの状況がイメージできているかどうか、です。

これがイメージできながら言えるように練習していく。やってみたらわかりますが、最初は頭がめっちゃ疲れます(笑)
でも、慣れてきたら「英文を構築できるようになっている」という実感が持てるようになります。

いきなり脳内でやるのは大変なので、まずは「書く」のがオススメです。書けるようにならない事には、話すようになる事はできませんから。
参照:英語で書けないことは、絶対に話せない。スピーキング力アップに必須!

 

③鉄板を作る ー 自分の話したいことを英語で話す

「練習試合」や「本番」で、あなたが話すのは外国人です。ですが、「外の国の人」の前に「人」です。そういう意味では、日本人であれ外国人であれ同じ。その「人」とのコミュニケーションの時にあなたが話すことは、相手が何ジンでも変わらないはずです。

なので、

自分が普段、初対面の人と会った時に話してることを、日本語で書きだす
→書いた日本語を英語にする
→それを通じる発音で、意味を理解しながら話せるように練習する

この方法で「あなたオリジナルの英語スクリプト」ができます。これを話せるようにトレーニングすると、あなたの中での「鉄板」ができます。鉄板とは「これは絶対自信持って、外国人に話して伝わるネタ」のことです。

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あなた自身の「会話のネタ」たくさんあるはずです。趣味のこと、大好きなアーティストのこと、 昔行った旅行での出来事など・・・それらをスラスラ英語で言えたら、オモロそうじゃないですか? しかもそれが通じたら、最高じゃないでしょうか?

これは独学ではむずかしいかもしれませんが、まずは2−3行から、自分のできる範囲でやってみるといいと思います。英語で日記を書いたりすることで、自然と鉄板ネタも増えていきますから、後はそのネタを話せるようにトレーニングすれば、鉄板ネタは増えていきますよ!

 

練習試合

個人練習を重ねつつ、練習試合も行っていきましょう!練習試合は、目的は勝つこと(=ペラペラ会話すること)ではなく、「練習の成果を試す場所」です。練習試合では、勝っても負けても関係ありません。本番で勝てるポイントを見つけていく、そのための練習試合としっかり位置づけましょう。

①Skype英会話などを使って、外国人に伝える

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ご存知の方も多いかと思いますが、フィリピン人を中心とする講師達と毎日Skypeで会話ができるサービスがたくさんあります。(「Skype 英会話」などで検索してみてください)
これらを活用して、「個人練習」で練習してきたことの成果を試します。

多くの方が、フィリピンSkype英会話で「フリートークを楽しもう」としたり、「向こうの提案するテキストにそって英語レッスン」を受けてしまいますが、それは遠回り。
初心者がいきなりフリートークはできないし、テキストに沿ったレッスンは「学校の英語の勉強」に近い物になりがちです。

ここでやるのは、
・個人練習で自作した英文を話してみて、通じるかどうかのチェック
です。

初心者はまずはこれだけでOKです。これだけをひたすらやってみましょう。自作文が10個しかないなら、その10個を時間いっぱいひたすら練習して講師に付き合ってもらってください。I’ll have him call you back later. を100回でも200回でも言う勢いでOKです。

あなたは今、「水泳の勉強」から抜け出し、初めてプールに入り、自主練でやってきたことを組み合わせて「実際に泳いでみる」をここでやっているのです!
いきなりスイスイ泳げない、と言って落ち込む暇はありません。1mずつでも、ちょっとでも、プールの中で泳ぐ練習をしましょう。

 

②対面の英会話や、飲み屋で個人練習の成果を試す

やることは①と同じです。フィリピンSkype英会話よりも対面で外国人と話せるチャンスのある方や、対面の方が好きな方は、①と同様のやり方で、やってみて下さい。

 

本番

①外国人と実際に話す

次はいよいよ本番です。海外旅行、会社でのミーティング、道に迷っている外国人と遭遇した時など。いろいろな本番のシチュエーションがありますが、個人練習&練習試合でやってきたことを、精一杯大きな声で出して「英会話」を楽しみましょう。

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水泳で言うなら、プールを出て、海で泳ぐイメージです。波もあるし、足が届かないかも。最初は不安で一杯です。でも、練習通りにやれば、楽しく泳げるはずですよ。

本番を通じて、また必要な個人練習や練習試合での課題が見えてきます。
「もっとリスニング力をアップさせたい!」
「もっとスピーキング力が必要だ!」
「発音の練習が必要だ!」

それぞれの課題に合わせて、また個人練習・練習試合を進めていきましょう。

 

まとめ

長くなりましたが、これが「英会話が伸びる英語の学び方」です。
道のりは長いかもしれませんが、お勉強よりははるかに楽しそうでしょう?
せっかく英語をやりたいって思えたのであれば、ぜひ失敗する勉強法は捨てて、きちんと伸びる方法で、本気で取り組んでみてくださいね!

 

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元シルクドソレイユ通訳、Youは何しに日本へ?でも通訳も務めた岩崎の、オモロー英語上達法。他では言えない具体的な学習法や、便利フレーズも配信しています。

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